GYMDONE
← ブログに戻る

ダンベル筋トレ21種目|部位別の鍛え方と全身メニュー

GYMDONE 編集チーム

ダンベル筋トレ21種目|部位別の鍛え方と全身メニュー

ダンベル筋トレなら、1組のダンベルで全身の主要な筋肉を鍛えられます。おすすめは、プレス、ローイング、スクワット、ヒンジ、ランジといった種目です。胸と肩にはダンベルベンチプレスとショルダープレス、背中にはワンハンドダンベルローイング、脚とお尻にはゴブレットスクワット、ルーマニアンデッドリフト、スプリットスクワットを選び、仕上げにカール、トライセプスエクステンション、サイドレイズを加えます。1部位につき1–2種目を選び、しっかり負荷をかけて6–15回を2–4セット行いましょう。各部位を週2回ほど鍛えるのが目安です。ジムでも自宅でも、考え方は同じです。

ここからは、ダンベルを使った21種目を部位別に紹介します。各種目の短いアニメーションに加え、ダンベルの重さの選び方と、今日から始められる2種類の全身メニューもまとめました。

ダンベルが筋トレに向いている理由

ダンベルは左右の腕や脚を別々に鍛えられるため、強い側に頼って弱い側の動きを補うことがありません。手首や肩も自然な軌道で動かせます。自宅用に最もそろえやすいフリーウエイトでもあり、可変式ダンベルが1組あれば、以下のほぼすべての種目に対応できます。

バーベルやマシンの代わりにダンベルを選んでも、トレーニング効果が落ちるわけではありません。137件のシステマティックレビューに基づくACSMの2026年のポジションスタンドでは、健康な成人において、マシンかフリーウエイトかという器具の違いによる効果の差は一貫して認められませんでした。それよりも、主要な筋群をすべて週2回以上鍛え、継続することのほうがはるかに重要でした(ACSM、2026年)。ただし、ダンベルでは扱える重量が少し軽くなります。筋トレ経験のある男性を対象とした研究では、ダンベルチェストプレスの最大挙上重量(1RM)はバーベルより約17%低い一方、胸と肩の前側の筋活動は同程度でした(Saeterbakken、van den Tillaar、Fimland、2011年)。扱う重量の数字が小さくても、筋肥大の効果まで小さくなるわけではありません。

部位別に選ぶダンベル筋トレ21種目

表の各行から1–2種目を選びましょう。プレス、ローイング、スクワット、ヒンジなどの多関節種目を先に行い、細かい部位を狙う単関節種目は最後に行います。理由は多関節種目と単関節種目の違いで解説しています。種目名をタップすると、動きを確認できます。

部位別ダンベルトレーニング21種目
部位ダンベル種目セット数 × 回数
胸、、3セット × 8–12回(フライは3セット × 10–15回)
背中、、左右各3セット × 8–12回
肩、、、プレスは3セット × 8–12回、レイズとフライは3セット × 12–20回
僧帽筋3セット × 10–15回
上腕二頭筋、2–3セット × 10–15回
上腕三頭筋、2–3セット × 10–15回
大腿四頭筋・お尻、、3セット × 8–12回(スプリットスクワットとランジは左右それぞれ)
ハムストリングス・お尻3セット × 8–12回
ふくらはぎ3セット × 12–20回
握力・体幹3セット × 30–40m

フォームのポイントも押さえておきましょう。ワンハンドローイングではベンチで体を支え、ダンベルを胸ではなく腰に向かって引きます。ルーマニアンデッドリフトでは背すじを伸ばしたままお尻を後ろへ引き、太ももの裏に強い伸びを感じたところで下ろすのを止めます。多くの場合、膝の少し下あたりが目安です。サイドレイズとリアレイズでは、重いダンベルを反動で振り上げるより、軽いダンベルをゆっくり動かすことを優先しましょう。各種目で鍛えられる筋肉を詳しく知りたい方は、筋肉の部位別ガイドをご覧ください。

ダンベルの重さはどう選ぶ?

予定した回数を正しいフォームで行える重さを選び、あと1–3回ほどできる余力を残してセットを終えましょう。そこからさらに何回もできるなら軽すぎます。設定回数の下限に届く前にフォームが崩れるなら重すぎます。余力の見極め方はRPEとRIRで、重量設定については筋トレの重さの選び方で詳しく解説しています。

軽いダンベルでも、工夫する余地はあります。低負荷(最大挙上重量の60%以下)と高負荷を比較したメタ分析では、限界近くまでセットを行うと筋肥大は同程度だった一方、最大筋力の向上は高負荷のほうが大きいという結果でした(Schoenfeldほか、2017年)。ダンベルが軽く感じるようになったら、重いものを買う前に、回数を増やす、下ろす動作をゆっくりにする、片脚・片腕の種目に切り替えるといった方法を試しましょう。

初心者の大まかな目安として、下半身の種目とローイングには最も重いダンベル、プレスには中程度、サイドレイズやフライ、トライセプスエクステンションには最も軽いダンベルを使います。そのため、1組だけで済ませるより、可変式ダンベルか、重さの異なる固定式ダンベルを2–3組そろえるほうが使いやすくなります。

ダンベルで全身を鍛えるメニュー

次の2種類のメニューを1日おきに交互に行います。例えば、月曜にA、水曜にB、金曜にAを行い、翌週はB、A、Bの順に進めましょう。始める前に5–10分のウォーミングアップを行い(筋トレ前のウォーミングアップ方法を参照)、セット間は1–2分休みます。

  • 全身メニューA3セット × 8–12回3セット × 8–12回3セット × 8–12回3セット × 12–15回2セット × 10–15回
  • 全身メニューB3セット × 8–12回3セット × 8–12回3セット × 8–10回3セット × 10–12回2セット × 10–15回

1回の所要時間は約45分です。すべてのセットで設定回数の上限に達したら、次回は1段階重いダンベルに替えるか、回数を1回増やしましょう。これが漸進性過負荷です。効果を得るには、筋トレ記録のつけ方で紹介しているように、セットごとの内容を記録することが必要です。自宅にベンチがない方には、リビングで取り組める自宅でできるダンベルトレーニングを紹介しています。ジムで同じ考え方を取り入れるなら、週3回の全身トレーニングをご覧ください。

よくある間違い

  • すべて同じ重さで行う。 カールにちょうどよい重さでは、スクワットやローイングには軽すぎます。脚と背中には、より重いダンベルを使いましょう。
  • 反動でダンベルを振り上げる。 カールやサイドレイズで体が揺れると、その分、狙った筋肉の働きが小さくなります。重さを下げ、上げるときも下ろすときも動きをコントロールしましょう。
  • 鏡で見える筋肉ばかり鍛える。 胸や腕のトレーニングは楽しいものですが、全身の力を大きく支える背中や脚を鍛えるには、ローイング、ルーマニアンデッドリフト、スプリットスクワットも必要です。
  • 負荷を上げる計画がない。 毎週、同じ重さで同じ回数を繰り返すだけでは、成長が停滞してしまいます。

よくある質問

ダンベルだけでも筋肉はつきますか?

はい。ダンベルだけで主要な筋肉をすべて鍛えられます。筋肥大を大きく左右するのは器具の種類よりも、十分に負荷をかけたセットと、少しずつ負荷を高めていくことです。限界になるのは、手持ちのダンベルの最大重量です。その重さでも楽にできるようになったら、回数を増やす、動作をゆっくりにする、片脚・片腕の種目に変えるといった工夫をしましょう。

1回のダンベルトレーニングは何種目が目安ですか?

全身を鍛えるなら、4–6種目で十分です。スクワットかランジ、ヒンジ、押す種目、引く種目に、細かい部位を狙う種目を1–2種目加えます。分割法で鍛える場合は、その日に鍛える部位ごとに2–3種目が目安です。

ダンベルはバーベルより効果がありますか?

筋肥大に関して、どちらが優れているということはありません。最大筋力を高めるために、より重い重量を扱えるのはバーベルです。ダンベルは左右をそれぞれ鍛えられ、自宅でも使いやすいのが特徴です。両方を組み合わせている人も多くいます。

安全に取り組めますか?

ここで紹介したのは一般的な筋トレ種目ですが、まずは軽い重量から始めて動きを覚え、ウォーミングアップを行いましょう。鋭い痛みが出る種目は中止してください。けがや持病がある方、妊娠中の方は、始める前にご自身の状況に合ったアドバイスを受けてください。

出典